秋の日の三条~7.13水害から3ヶ月
かいです。
今日は10月13日。7.13水害から、3ヶ月経った。
街は、表向き復興したかに見える。この前の休みに被災した場所を通ったのだが、街の風景は水害に遭う前と同じ様な風景。水害の時に水に浸かりどうにもならなかった、コメリホームセンターも、スーパー原信も、蔦屋書店も普段どおり営業している。3ヶ月前、同じ場所で見た凄まじい光景は、どこに行ったのだろう...。
被災者からも、「自宅に畳が入ったよ」の声。復興は進んでいる。被災者と、それを支援してくれた人々のエネルギーの凄さを感じた。
しかし、市民プール前の敷地には、仮説住宅。私が小学生の頃、仲間と泳ぎに行った思い出のある場所に災害の足跡。まだ、この水害は終わっていないのだと感じた。
この水害で、生活が失われた人も多い。不景気の中、過去の遺産を食い潰しながら、何とか工場や商店を営んできた人々。そんな人達を襲った水害。我が家も小さい店を経営しているのだが、そういう話を聞くと、胸が詰まってしまう。
この災害で失ったものは大きい。しかし、人々の温かさ、そして、人々のエネルギーというかけがいのないものを得た感じもする。これから、この街がどうなっていくのかは定かではないが、きっと今まで以上にいい街になるだろう。
かいも、微力ながらこの街の復興に携わりたい。
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