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October 05, 2004

災害ボランティアのお礼

かいです。

今日、何を書こうかと思っていたところに、一枚のハガキ。読んでみると7.13水害の災害ボランティアのお礼だった。

7.13水害の後、私も数日、現場の後片付けや道案内に参加したボランティア。(体験談は、まちづくり学校おおのさんのブログに)。
私は、この水害が起こるまでは、どちらかと言うと、ボランティア活動に関心がなかった。不適切な表現かもしれないが、こういう活動をする人達は、何か特別な考えを持つ人達だと思い、敬して遠ざける感じだった。
しかし、水害が発生した後、私もまちづくり活動に携わる者として、「まちの復興の手助け」をしたいとの思いが芽生え、ましてや地元の対岸で起きたことであり、とにかく飛び込んでみようと参加したのだった。

今考えると、たった数日の活動ではあったが、自分の人生において、貴重な体験であった。
三条に全国各地から、延べ数万の人達が首にタオル、背中にリュック、足に長靴姿で手弁当で駆けつけた。ものすごい人のエネルギー。
日常ののさりげない会話の中に「ボランティア行って来た」。
仕事は、きつかった。しかし、毎日の活動に充実感があった。そこで出会った被災者、ボランティア仲間、センターのスタッフ...。出会ってから、ほんの一時しか触れ合っていないのに、今でもその姿と共有した時間を思い出す。
人間って暖かいんだ、すごいエネルギー持っているんたって。

災害から、二ヶ月経とうとしている今、「復興」が本格的に始まろうとしている。
三条のまちづくり、市民と行政が一つの方向を向いて協働で行わなければと思っている。かいも微力ながら何か出来ないだろうか。


■10月17日(日)に㈱コロナ体育館及び、近郊の嵐南地域(総合福祉センター・三条市ボランティアセンターのあった所)で「三条熾盛(しせい)祭」が開催されます。復興途上の三条にぜひ訪れて、この街の新たな芽生えを感じていただければ幸いです。

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