かいです。
仙台行きの続き。
講習会は、4時過ぎに終了。
光のページェントの点灯にはまだ早いので、AERの展望室に昇り、仙台の街を眺める。

そして、仙台駅前のペデストリアンデッキから駅前を眺める。

そして、2階デッキには交番。とても分かりやすい場所。先回の新潟駅前広場のWSでも、分かりやすい位置に交番が欲しいと意見があったが、仙台駅では、すでに実現されている。

時間つぶしに、駅ナカの居酒屋に入る。
メニューは、福島の馬刺しや青森のイカとか東北各地の名産が並ぶ。さすが東北の中心。しかし、仙台ということで、やはり牛タンをいただく。(もちろん生も)
ただ、雰囲気やメニューといった居酒屋のレベルなら新潟も負けていない。新潟でも旨い魚で一杯やりたい。
一杯飲んで、駅を出ると、外は真っ暗。ペデストリアンデッキから青葉通を望む。そして、夕暮れの仙台の街を歩き始める。

そして、腹ごしらえ。少し早い夕食は、かつて「続・仙台のおいしい話」で紹介した、ハンバーグ支倉で。
今回は、Bigハンバーグ定食(300g・1300円)を。

尚、私がいつも食べるダブルハンバーグ定食は1600円、普通のハンバーグ定食は980円である。
ここの定食は、ハンバーグ、付け合せのジャガイモ、インゲン、スパゲティ、にサラダ、味噌汁そして飯である。
ハンバーグの味については、先回紹介したので省略するが、(ふわふわしてとても美味しい。)サラダや味噌汁もとても美味しい。
サラダは、レタスとトマトにドレッシングをかけただけのものだが、酸味がきつすぎず、やさしい味。コーンの味もする。(ドレッシングにクリームコーンでも入っているのか?)
味噌汁も、本格的にだしがとってあり、とても美味しい。具のワカメも歯ごたえがあり、グー。
細部まで手を抜かない所が、とてもうれしい。
ただ、飯の盛りが少ないのは難点。(お替りは100円)
そして、接客をしている奥さん?の気配りも有難い。細かいところにまで手が行き届き、居心地の良い雰囲気。
更に、私が、デミグラスソースをシャツにつけてしまったら、間髪いれず、タオルに洗剤とお湯をしみこませて、これで拭けば落ちるよと渡してくれた。
味と気配りが満点のお店である。アーッ美味かった。
再びまち歩き開始。五橋通から、定禅寺通へ向けて、サンモール一番町の商店街のアーケードを進む。
商店街の脇にとても渋い小路。「文化横丁」とある。

ここは、餃子の美味しい「八仙」というお店のある小路。(この店のエピソードも、名前は出さなかったが続仙台のおいしい話に)
中々渋い感じの小路。かつて、話題になったしょっぺ系の感じ。
確か、この商店街では、更にディープな小路を発見したのだが、記憶が飛んでしまった。
そして、青葉通を渡る。青葉通にもイルミネーションが...。

更に商店街を進む。それにしても、人が多い。

そして、ついに定禅寺通に...。

9月のジャズフェス以来の定禅寺通。9月には、ケヤキに青々とした葉っぱがついていたが、葉を落としたケヤキに灯りが灯る。街の姿は一変。

新潟のけやき通のページェントも美しいが、仙台のものは、スケールが全然違う。
凄い...。
とにかく、定禅寺通を勾当台公園方向に進む。
そして、ジャズフェスの際舞台となった、勾当台公園にもイルミネーションが...。

そして、屋台もいっぱい。暖かそう。

私が、かつて聞いたまちづくりの成功例として、北海道の帯広の「北の屋台」というのがある。屋台は、九州とか暖かい地方のものだと思われていたが、実は、北国の方が楽しめるという話である。
これからは、寒い地域こそ、夜に街に出て、楽しむ仕掛けが欲しい。
そういえば、この辺、かつて、仙台ネタで盛り上がったとき、情報通の「たかさわさん」より存在を知り、そして、地域サロンin山形で知り合った「えんさん」より場所を聞いた、とてもおいしいと評判の焼肉屋「ぽっこ」のある辺り。
「えんさん」の情報によるとNHKの裏とか...。
早速、NHKを探す。
さすがエビ様、いや皆様のNHKだけに、NHKはすぐに見つかる。しかし、「ぽっこ」はなかなか見つからない。
探す事30分。あきらめて帰ろうとしたその先に、赤提灯が...。

ついに「ぽっこ」発見である。こじんまりとした感じの店。いかにも大衆向けといったたたずまい。入りたいけど、少々怖い...。
ということで、今度、皆で仙台焼肉ツアーでも行きたいですね。たかさわさん。
ぽっこも見つけ、収穫の多かったまちあるきもそろそろお開き。駐車場へと向かう。
それにしても、仙台の駐車場は、サービスがいい。

ビジネス料金とか、サービスがいっぱい。私が止めたAERの駐車場料金は仙台では高いほう(30分190円)なのだが、長時間止めても平日は、1500円が上限。
て、いうより、新潟の駐車場料金が高すぎるのかもしれない。30分210円って...。東京でもこれより安いところがある。
仙台は地下鉄とがが発達していて、車と公共交通の競争があるのかもしれない。
そして、車に乗り、家路へと急ぐ。
車窓からは、電波塔のライトアップされた姿が見える。

商店街を歩いたときにも感じたが、仙台中がイルミネーションで包まれたよう。
街の一つの地域でイベントを行うと、他の地域も皆一緒になって街全体を盛り上げようとする仙台市民の気概を感じた。
そして、仙台市内でも、風花が舞う。峠は雪だろうか...。
◇ ◇
車は、仙台市内を抜け、286号線で山形へ向かう。
仙台南ICを過ぎると、雪もだんだん本格的に降ってくる。宮城川崎IC辺りは、道路にも雪がある。そして、宮城川崎ICから山形道に入る。行きと違い、雪道の笹谷峠。
高速は新雪で真っ白。FRの車は上り坂でアクセルを吹かせず、スピードダウン。
吹雪いてきて気温はマイナス4℃。とても恐い。
ようやく笹谷峠を越え、山形県に入る。山形市内に入るにつれ、道足が良くなり、山形蔵王ICを降りる頃には路面に雪が無くなる。緊張感から開放され、夜の13号を走る。
道は濡れている感じだが、電光掲示板は路面凍結の文字。それにつられて、車の流れは遅くなる。
やがて、南陽市から113号線に入る。路面にも再び雪が...。
飯豊町の辺りから、本格的な雪道となる。前の車が退避し、先頭を走る事となる。
やがて、宇津峠にさしかかる。しかし、なかなかトンネルに近づかない。だんだん雪も激しくなり、退避している車もある。大丈夫なのだろうか?
そしてトンネル。トンネルの中は、暖かくほっとする。しかし、トンネルを抜けると猛吹雪。視界がきかない。遠くに見える街灯の灯りが頼り。除雪してあるが、吹き溜まりの後もある。道は圧雪でガタガタ。
徐々にスピードが落ち、車が何台か連なる。
しかし、とにかく、帰るしかない。
30分か1時間か、とても長く感じられた時間が経ち、小国の街に入る。集落が見えてホッとする。そして、新潟県境へと向かう。
新潟県に入ると、道足が良くなってくる。そして、下関の辺りからは、路面に雪が無くなる。
やっと、雪道から開放される。
坂町に近づくにつれ、暖かくなる。7号線に入り新潟、そして、三条を目指す。
新潟バイパスの辺りは路面も乾いている。日本列島の天気はこんなにも違うのか。
ともあれ、無事に三条に到着。長い一日が終わる。
Recent Comments