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April 26, 2005

最後の越後瞽女~小林ハルさんを悼む

かいです。

1ヶ月ぶりの登場です。(無事でした)

年度末に環境が変わり、バタバタしていて、更新をおろそかにしておりました。

萬代橋景観フォーラムの事とか、色々と記事が中途半端になっていますが、GWも間近だし、ぼちぼち更新していこうかと思います。

ところで、久しぶりに更新しようかと思ったのは、昨日聞いた、最後の越後瞽女、小林ハルさんが、亡くなったというニュースを耳にしたからです。

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/index.asp?id=2005042526338

小林ハルさんについては、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、その生き様は、「凄い」と言う他はありません。

三条市の出身。(信濃川の辺、旧旭村)。生後まもなく失明、そして、5歳の時瞽女の修行に出されて以来、瞽女として、様々な苦難に遭遇しながらも、歌い続けた人。

その壮絶な人生は、様々な著作としても発表されています。

参考HP

http://www.ntv.co.jp/shitteru/next_oa/010128.html

http://www.ntv.co.jp/shitteru/library/010128.html

そんな小林ハルさんの事に気づいたのは、今から10年くらい前だろうか?

瞽女歌は小さい頃にも、何回かテレビで聴いたことはあったが、幼心にはババアがしわがれ声で歌っているつまらない歌だと思ったりした。

しかし、10年くらい前、何気なしにテレビから流れる歌声を聴いたとき、正直言って、体中を震えさせるような激しい感動を覚えた。とにかく、この衝撃は今でも忘れられない。しわがれ声の中にある、積み重ねた人生の響き、その響きは自然と心を揺さぶる。そこには、気品すら感じられる。ここまで人を感動させられる歌声に出会ったことは今まであっただろうか?

私の拙い人生の中で、様々な歌に出会い、歌声に出会い、そして感動を覚えたが、小林ハルさんの瞽女歌は正直言って別次元の感動であった。

そんな小林ハルさんの歌声と、人生の積み重ねは、我が越後人、日本人だけでなく、世界の人達と共有する財産でもある。この瞽女歌を外国の人にも聞いて、感じてもらいたいと考えている、昨今である。

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