萬代橋誕生祭2005～晩夏の一日 2.

かいです。

先回の続き。

再び、案内ブースに

昼食を食べ終え、水辺のコンサートを堪能した後は、再び案内ブースで、「お祝いメッセージ」の呼びかけ。しかし、今年は、特に立ち寄ってくれる人が少ない。

この暑さのせいなのだろうか？皆、涼を求めてデパートなどに向かうのだろうか？声を掛けても、足早に通り過ぎて行く。それでも、時々、立ち寄ってくれる人がいて嬉しい。メッセージが少しづつ集まり始めてきた。メッセージを見ると、市内、県内だけでなく、郡山とか、松本の人も...。旅の途中だろうか？それとも、誕生祭の為にわざわざ来たのだろうか？

　

話が少々ずれるが、私は、今年も仙台の定禅寺ジャズに行くつもり。ただ、それだけの為に...。萬代橋誕生祭が、ただそれを楽しむために、全国から人を呼べるようなイベントに成長するだるうか？そのくらいのレベルまで、成長させなければ、「萬代橋誕生祭」を行った意味が無い。

そうこうしているうちに、再びFMPORTの間島めぐさんが...。

再び、場が盛り上がる。

晩夏を感じる4時過ぎの街

４時を回ると、少しづつ、風が涼しくなっていく。いくら夏といっても晩夏、日の当たり方と、風と雲の感じに秋を感じる。晩夏...。夏の終わりの寂しさと、秋の済んだ空を待ちわびる季節。街を歩く人のスピードは少し遅くなり、でも川面を流れる水の流れは、ゆるやかで...。

　

徐々に集まるお祝いメッセージ

夕方になり、涼しくなると、人が集まり始めてきた、貼りだされたメッセージを覗く人、そして、実際に立ち寄り、メッセージを書いてくれる人も増えてきた。そうなると、俄然元気が出る。呼びかけのテンションが上がる。

そんな中、ひとりのオバサンらしき人が来た。（中年の女性といったほうが適切だろうか？）その人は、こちらに来て、「毎年ここに立ち寄り、お祝いメッセージ書いてますよ」との事。このイベントに参加して三年。リピーターが育ってきた。そういえば、朝も、わざわざ便箋に萬代橋への想いをしたためてきてくれたおじいさんがいた。こういう人達のためにも、この誕生祭は続けたいと思うのだが...。

やがて、朝、流都大橋から撮った萬代橋の記念写真が、パネルに貼られる。とても雰囲気が良くなった。そして、空は黄昏に...。

　

想定の範囲内？の雨

空がだんだん暗くなって来た。やがてポツポツと雨が降ってきた。お祝いメッセージ等、撤収を急ぐ。雨はだんだん激しくなり、やがて雷を伴ってきた。こんな事は、初めてのこと。今年は、夜のローソクイベントも、打ち上げよっかって、話し合った花火も行わなかったので、これで良かったのか、それとも、夜にお祝いしてくれないって、萬代橋が泣き出したのだろうか？

ともあれ、豪雨の中、撤収を終え、やがて終了時刻の8時を迎えた。長い一日、お疲れ様でした。

豪雨の為、萬代橋を見ながら、やすらぎ堤で打ち上げっていう当初の予定は変更。急遽手配した、駅前の居酒屋で一杯。昼からは酒断ちをしていたので、生がうまーい。そんなこんなで、やがて10時に...。三条行きの最終バスで、帰宅の途についた。

そして残ったもの...。

今年の誕生祭を振り返って、何が残ったのだろうか？思い出？後悔？それとも...。

うーん、残ったのは、そればかりでなくて、二三日続いた筋肉痛と、今でも、耳に鳴り出す、ねぎっこの「♪ねぎ、ねぎ、ねぎっこ」のフレーズだろうか？