September 14, 2005
August 27, 2005
ブログの縁~信州の美味しいお店とか
かいです。
まもなく8月も終わりますね。そういえば、このブログも9月に一周年を迎える事になります。この一年、色々な記事を投稿し、色々と情報提供してきましたが、中でも嬉しかったのは、このブログから、様々な縁が出来た事です。もし、私がこのブログを始めていなかったら、きっと生まれる事の無かった縁。その縁は、相手にとっても、又、私自身にとっても、大きな宝物ですね。
そんな話を何故するかって、最近、このブログのグルメ系のある記事を見た方と縁ができました。
■奥さんKEIKOさんの「信州の美味しいお店」
このブログは、信州と、近県の美味しいお店を紹介するブログです。かなりアクセスがあるみたいです。私も覗いてみましたが、まさにグルメガイド。これからのドライブシーズン、家族サービスや、奥様、恋人とのデートの際には、是非チェックしてみては如何でしょうか?
話は少々変わりますが、石垣出身のデュオ「やなわらばー」の萬代橋誕生祭でライブの様子が、The Street Fighters という番組で9月14日(水)25:16~新潟テレビ21にて放送される予定です。その際には、萬代橋の事や、誕生祭の事も少々紹介されるようです。この前の記事でも少々お伝えしましたが、実は、この番組のスタッフの方から、このブログを通じて、萬代橋と誕生祭について照会がありました。
今年の誕生祭の事前の集まり(ほぼ、飲み会)の際、「萬代橋を外にアピールしたい」って言った私。その際には、具体的に何をすればという事が思い浮かばず、少々気まずい思いをしましたが、でも、このブログを通じて、一つの番組に萬代橋を紹介する事が出来て、嬉しく思いました。
これから、このブログを通じて、どんな縁が出来るか分かりませんが、又、世の中の誰かと、縁が出来れば嬉しいです。
July 01, 2005
初夏の東北弾丸ツアー2.~初夏の八幡平に残雪を求めて
かいです。
先回の続き。
角館からは、46号線で田沢湖方面に行き、アスピーテラインから八幡平を目指します。
秋田名物ババベラアイス
それにしても、今日は東北といえども、日差しが無いものの、相当暑いです。そんなときは、アイスが食べたいですね。実は、秋田にはユニークなアイスがあるのです。皆様も、夏に秋田に行かれた方の中にはご存知の方もいらっしゃると思いますが、そう、国道沿いにおばちゃんがパラソルを立て売っているアイスの事です。
それは、ババヘラアイス(パラソルアイスともいいます)です。
実は、今日も、アイスが食べたくなったので、走行中、パラソルとオバちゃんを探しまくっていたのですが、13号沿いでは、なかなか出会えませんでした。しかし、田沢湖に向かう46号線沿いの某所でついに発見。右側で売っていたのですが、強引に入って行きました。
これがババヘラアイス。
年を重ねた秋田美人に盛ってもらいました。一つ150円。
味は、小さいころ食べた30円のバナナアイスの味。少々懐かしい味です。今の様に天然素材100%のジェラートとか無かった頃は、これがご馳走でした。でも、食感は、ジェラートにも似ています。ただ、すぐに溶けるので手がベタベタになってしまうのが難点。
私が、このアイスに出会ったのは10年以上前の事だったでしょうか?7号線を北上し、秋田県に入ると、おばちゃんがパラソルを立てて、アイスを売っていました。初めは、良く見かける「スイカ売り」や「かに売り」の類かと思って見てましたが、車で走行中、10分から15分位に1人づつ見かけるのです。そのときは、怪しいもののような感じがして食べ無かったのですが、その後、秋田に行ったら再びあの光景。それ以来、秋田へのドライブの際には、欠かせない一品となってしまいました。
余談ですが、秋田の国道を走っていると良く目に付くのが「マジカルママ」の看板。丁度、新潟にある「たわらや」に惣菜バイキングを付け足したような店ですが、気軽に飯を食いたい時には重宝します。
いよいよ、八幡平へ
46号線から341号線へ。玉川温泉の方向へ向かいます。初めはわりと平坦な道も、だんだん険しくなり、少々不安。温泉があるせいか、硫黄のにおいが立ち込めています。そして、アスピーテラインへ。いよいよ八幡平に向かいます。八幡平への道は結構険しく、下を見るのが恐くなります。そして、八幡平ビジターセンターのある大沼へ。通過しようとしましたが、あまりに美しい景色なので、思わず車を止めました。
この景色、天国のよう。
レンゲツツジが丁度見ごろで、とてもよい時期に行ったみたいです。
美しい景色なので、説明はいらないかと。
そして、頂上を目指します。
頂上は、例年に増して、雪が多いよう。今回の旅の目的の一つは、初夏の残雪を眺めに行く事。しかし、壮大なパノラマを期待したのですが、だんだん霧が出てきて、視界が悪くなって来ました。風も冷たくなり、まさか路面凍結とかしていないのかと少々不安。そして、道端には残雪が出てきました。
そして、ついに頂上へ。
頂上は、残雪だらけ。まるで冬にタイムスリップした様。霧に覆われ、風も強く、壮大なパノラマは期待できませんでした。しかし、霧越しに見える八幡平の頂上は、何かを感じさせます。
ちょうど頂上が、秋田と、岩手の県境。岩手県に向かいます。
長いループを抜けると、高原が見えてきます。
この光景、私がかつて訪れた信州のビーナスラインを思い出しました。
ビーナスラインって個人的に甘酸っぱい思い出のある場所。そんな事を思い出したりしました。
盛岡にちょっとお邪魔しました
山を下るとまだ、5時半。初夏の空はまだ高い。夜には少々早いので、盛岡の街にお邪魔する事にしました。
盛岡は、仙台の影に隠れて地味な感じだが、なかなか風情のある街。北上川沿いの景色は、なかなかな風景。こじんまりとした感じだが、川と建物がマッチしている。
そして、盛岡の中心街に。
ここは、岩手銀行中ノ橋支店、(旧盛岡銀行本店)。赤レンガ作りの建物。
街の真ん中に、このような建物があるのは羨ましい。
中ノ橋から、盛岡市内を流れる中津川を眺める。
川幅と建物の高さがマッチしているのか、ここも上手くバランスの取れた景観である。
盛岡の街は、夜も楽しそうです。
ひとまず。
June 28, 2005
初夏の東北弾丸ツアー1.~奥羽山脈沿いの街を行く
かいです。
今日は、先週末に決行した、「初夏の東北弾丸ツアー」についての報告。
これは、二日間で、東北各県を弾丸のようなスピードで回るという、かなりハードな旅。夏も近づく昨今、少々涼しい東北にでも行ってみようかと決行しました。
今回は、新潟から、日本海を北上し、酒田から、内陸を目指し秋田方面に、そして、八幡平、十和田湖、奥入瀬を駆け足でめぐり、あとは、ひたすら4号線を下り、新潟へ戻るというコースです。
新潟から、酒田、秋田方面に
出発は、25日の6:00。それにしても朝から暑い。エアコンの故障した車なので、かなりハードな旅かも?ともあれ、8号、7号と朝の空気を吸いながら、北へ向かう。村上からは、345号線に…。海岸沿いを走ることにする。初夏の海は波も穏やかで、とても美しいです。
やがて、車は、7号に戻り酒田へ…。この道を走るのは久しぶり。前工事中だった鶴岡から、酒田にかけてのバイパスが完成し、酒田へは、4時間弱で到着しました。酒田からは、47号線を最上川沿いに上ります。晴れてきて、気温はもう30℃以上。かなり暑いです。けど最上川には舟下りの船が見え、川からのの風は涼しく、快適なドライブ。そうこうしているうちに、新庄に到着。新庄からは、13号線に…。奥羽山脈沿いに内陸を走ります。車はやがて雄勝峠に…。秋田県に入ります。
秋田県に入って最初の街が湯沢市。遠目に見ると「爛漫」や「両関」の看板。そう、湯沢は秋田でも有数の酒どころ。秋田、いや、全国的に有名な酒蔵があります。街は、独特の雰囲気。酒どころらしく、商店街とか町中が飲み屋の様。少々癖のある街のようですが、はまると病みつきになりそうな街です。更に、面白いのは、4車線に拡幅された国道沿いの両側に飲み屋がびっしりと張り付いているところ。(写真を撮っておけば良かった)。すこし古めの飲み屋が並ぶ風景は、心に染み付いてしまいます。
湯沢の隣町が横手市。ここは湯沢と違って、近代的なバイパスを通ります。秋田の内陸部は、結構都市としての集積があるようです。そして、花火大会で有名な大曲を目指します。
大曲の素敵なレストラン。
大曲は、最近合併して、大仙市となりました。秋田新幹線も通りますが、こじんまりとした街。ここは、全国の花火師が集まって行われる花火大会が有名です。しかしこの街には隠れた名物があります。それは、嶋田ハム。本場ドイツで修行されたご主人が作るハム、ソーセージは絶品。百貨店にも出しているようで、dancyuにも紹介されたこともあります。その嶋田ハム直営のレストランが「レストランシマダ」。ここはおすすめです。
この店、内装がとてもゴージャス、雰囲気の良い店です。接客も良く、リッチな感じになります。けど、不思議と緊張しない店です。
ここのお勧めは、ハンバーグランチ。
ハンバーグにライス(パン)、サラダ、スープにコーヒーがついて780円。とてもお徳なランチです。今回は、これをチョイス。更にここの名物のソーセージ(フランクフルト・250円)をチョイスしても1000円あまり。この雰囲気でこの値段は、大変お得といえます。まずは、スープから。具にはソーセージが入っており、その香辛料か、独特の香り、更にカラメルの香りもします。
そうこうしているうちに、メインのハンバーグが到着。
それにしても、このハンバーグ、大きい。長い方で15センチ位あるだろうか?
早速ナイフを入れる。肉汁がジュワーッと出てくる。口に入れると肉汁があふれ出す。旨い。!とにかくこの快感はたまらない。ソースの味付けはかつて紹介した仙台の支倉のハンバーグとは違い、少々あっさり系。しかし、中の肉の味と香りが生きる味。付け合せのサラダも、美味しい。尚、私は、ハンバーグの肉汁にサラダを絡めて食べるのが好きです(下品な話ですが…)。ライスはやはり地元の「あきたこまち」か、コシヒカリと似ているようで少々違う感じです。
そして、フランクフルトも食します。本物のソーセージの醍醐味は、皮のパリッと感。このソーセージもご多分にもれず、ナイフを入れると皮がパリッとなり、肉汁がジュワーッと出てきます。味は少々あっさり系。桜のチップの香りが丁度良く肉とマッチしてとても美味しいです。付け合わせの、マスタードとザワークラウトをつけて食べるとまた違った美味しさが見えてきます。
食事が終わると、コーヒーに。今日は暑いのでアイスを注文。すると出てきたのは、銅製のカップでアイスコーヒーが出てきました。ありきたりのガラスのコップと違い、とてもおしゃれです>
。
とても、素敵なレストランシマダ。メニューもフルコースから、親しみやすいものまであり、尚、本格的な感じです。お客様も、カップル、営業の人、おばさんグループと多彩で、入り易い店です。
秋田方向に来るときは、必ず立ち寄るこの店。今までは、地元ご用達で、あまり県外ナンバーの車を見なかったのですが、今日は、「札幌」「宮城」「山形」と県外ナンバーの車もちやほやと…。メジャーな店になってきた様です。
JRの大曲駅から、車で、2~3分のところ、旧13号線沿いにあります。
デートにはぴったりのお店です。
秋田の小京都、角館
大曲から、車で30分程走ると、角館。檜木内川(ひのきないかわ)沿いに開けた街。ここは、桜がとても有名です。ただ、開花時期がGWと重なるので、車の渋滞は凄まじいです。私も桜の時期に一回訪れましたが、渋滞のあまりの凄まじさに、街に入れずに、檜木内川の対岸から桜を眺めて帰った記憶があります。
又、ここは武家屋敷が有名です。町並みが保全、整備され、なかなか素敵な街です。
檜木内川堤。桜のシーズンは、とても美しい光景となります。しかし、葉桜でもとても美しい光景です。
横町橋。朱塗りの欄干の橋。しかし、この欄干、ガードレールを朱色に塗っただけのもの。少々、興ざめしてしまいます。秋田は、木材の産地なので、木製の欄干ならもっと素晴らしいものになるのでは。
武家屋敷。角館の観光の中心。土曜日のせいか、観光客もかなり来ています。ここは、しだれ桜が有名。桜の花が咲いていなくても、緑のトンネルは美しいです。
この、クランクはとてもいい感じ。
この水路も素敵です。
岩橋家。映画「たそがれ清兵衛」の撮影場所でもあります。
他にも武家屋敷が何軒かありましたが、弾丸ツアーという事で、回れませんでした。
この自動販売機の置き方は、いいなと感じました。時々、観光地で見かける、茶色に塗ったものよりは、はるかにセンスがいいと思います。
ただ、気になったのは、土産物屋や食堂が観光客を意識しすぎて、少々つまらない感じがしました。その街の持っているものをセンス良く生かして欲しいと思います。
駆け足で巡った角館でしたが、今度、桜の季節には絶対訪れたいと思います。
次回は、残雪を眺めに八幡平方面に向かいます。
では、お楽しみに。
May 01, 2005
花よりたら汁
かいです。
娑婆はゴールデンウイークという事で、行楽地に大勢の人が押しかけていますね。海外に行く人もいたりして、とても羨ましく思ったりします。しかし、かいの休みは、暦どおりということで、遠くへは出かけられません。(お金もないし...。)そんなかいではございますが、やはり、周りが行楽モードだと、やはりどこかに行きたくなってしまうということで、少々遅い桜見物をすることにしました。
ルートは富山から岐阜に掛けての国道156号線沿い。ここはかつて、旧国鉄の名金線という路線バスが走っていたところ。そこで車掌をしていた、佐藤良二 氏が日本海と太平洋を桜並木でつなごうと、桜を植樹し始め、その後、その志は大きな輪となって、今では、沿道の各地に桜並木が見られるとの事。季節は少々遅いかとは思いましたが、桜を追いかけて、車を飛ばすのも楽しいかと思い出かけました。
今日は、そんな中、立ち寄った富山のたら汁の美味しい店、「栄食堂」について紹介したいと思います。このお店は、昨年の高山レポートの帰りの際、紹介したお店です。どんな感じなのでしょうか?
お店に入ったのは、朝の8時半過ぎ。いつもなら、大型トラックが列を成しているのだが、連休のせいか、トラックは少ない。しかし、目に付いたのは、関東ナンバーの乗用車。このお店、もはや全国区なのか。ともあれ、店に入る。久しぶりに入るので少々戸惑う。お客さんは、いつものトラック運転手とかではなく、家族連れが多い。
さっそく、たら汁を注文。ご飯とセットで1050円。そして、ショーケースから、あじ(多分?)の刺身(600円)を取り出す。
北陸より以西のこういう定食屋では、細かいおかずをショーケースに並べている店が多い。内容も、200円程度のもの(冷奴、納豆等)から、煮物、焼魚、角煮等、数百円程度のものまで、種類が豊富である。ここで飲んで仮眠するドライバーも多いので、つまみになるようなものが多い。
ともあれ、刺身をいただく。
傍らにビールがあれば最高なのだが、車という事でそうはいかない。仕方なく、お茶でいただく。魚は、今朝揚がった物なのだろうか?かなり新鮮で美味しい。(富山弁で「きときと」)ご飯が待ち遠しい。
そうこうしているうちに、たら汁到着。
小鍋にたら1匹分入ったたら汁に、ご飯、香の物がつく。たら汁は、約二人前はあるだろうか?凄いボリュームである。
早速いただく。味噌は白味噌だろうか?そして、ベースは昆布だしのようである。品のいい味である。具は、たらにねぎとささがきごぼうである。
たらを口に含む。これも今朝、揚がったものなのだろうか?とても新鮮である。身は淡白だが味はいい。そして、アクセントのささがきごぼうの香りがたらの生臭さを消して、とてもいい味を出している。場末の定食屋といった感じだが、味は料亭に引けをとらない。少々寒い朝にとっておきの一杯だった。
場所は、北陸道の朝日ICから、新潟方面に向かって数分走ったところ。城山トンネルをくぐってすぐである。
新潟方面から8号線で来るなら、新潟と富山の県境を越えて、数分のところである。
February 05, 2005
中華もいいけどカレーもいいけど。
かいです。
今週は、書くことがいっぱいと言いながら、大雪のせいで、何も書けませんでした。(言い訳)
んー、何を書こうかと思ったけど、一番書きやすいグルメネタで1題。
まちづくりからは、少々離れるけど、かいの好きな街で見つけたということで...。
実は、この前の週末、所用で東京に行って参りました。
そこで、オススメの店を2軒程。
1軒目は、新橋の中華「羽衣」
この店は、新橋駅のガード下の小さい店。10人も入ればいっぱいという感じの店である。
メニューは、ふかひれや、あわびとかという、高級なものではなく、ラーメンとか、中華飯とか典型的な中華飯店。しかし、味は抜群(自分の感想で)。
この店、ただ、飯を食べるだけでなく、飲んだ後のラーメンに最適、又、逆にここで軽く飲んで、新橋の街で飲むのもOK。
新橋近辺にけっこう用事がある私にとって、結構行く店。
まずは、ビールのおつまみに、腸詰(650円)と餃子(500円)をいただく。
(写真がないのでごめんなさい)
ここの腸詰、結構いける。
少々甘めの味付けだが、風味は良い。
私がかつて横浜中華街で見つけた、有昌という店の腸詰に近い味。
あと、餃子も、日本で食べられる一般的な物と違い、にんにくやにらが入っていない。生姜の香りがする。
そして、食べると肉汁があふれてくる。(小龍包みたいな感じ)
ビールだけでなく紹興酒とも合う。旨い。
そして、食事に。今回は、麻婆飯(850円)と排骨麺(1000円)の2品をいただく。(この2品はおすすめ)
麻婆飯は、他の店のものに比べ、ごま油の香りが強く,とても香ばしい。にんにくや豆板醤は少々控えめか、そんなに辛くない。結構肉が多く入っており、肉の味も良い。
個人的に私はこの味が好き。
ここで食べる時は、大体注文する、お勧めの味である。
排骨麺は、骨付きロース肉を揚げたものをラーメンに乗せたもの。
スープは、トリガラベースか、あっさりした味。麺は細め。
シンプルだが奥の深い味である。
肉は少々固めだが、噛むと肉汁が出てくる。そして、脂身とともに食べるとこれがまた旨い。
特に骨の周りの肉は特に美味である。
目立たないが、交通の便も良いこの店。ここで、9時半近くまで飲んで、食べても新幹線の最終に間にあう。(キツイが...。)
新橋のガード下の中華の穴場である。
◇ ◇
もう一軒は、萬代橋WSブログ「越後にいがた萬代橋」の管理人連合の一人、たかさわ氏推薦の店。
明大通り沿いのカレー屋「エチオピア」。
カレーなのにエチオピア?印度人(漢字表現が好き)もびっくり!!
この辺り、何回も訪れ、昨年末にも神保町界隈を歩いたのだが、この店の存在は気づかなかった。
だから、この店を訪れた時は、「えっ、ここ」と思ったりした。
神田神保町界隈は、かいの知らない世界がまだまた沢山あるみたいだ。
初めて入る店は、結構緊張するもの。しかし、この店、食券制になっており、立ち食いそば屋のようなのか?結構入りやすい。
今回は、チキンカレーの大盛(880円+200円)を注文。
尚、この店、辛さが70倍まで選べる。今回は、5倍の辛さで。
店内は、ジャズが流れ、レコードジャケットも飾ってある。(立ち食いそば屋とは全然違う)
まず、お通しにじゃがバター。少々戸惑うが、なかなか美味しい。
しかし、注文してから、なかなか出て来ない。このじゃがバターは、客に退屈させない為の工夫なのか?
でも、本格的なカレー屋って、結構時間がかかるもの。某大手カレー屋チェーンも10分以上待たされる。
そして、ようやくカレー登場!!
それにしても大盛は凄い量。普通なら、2人前食べるかいだが、これで十分なボリューム。
具材は、鶏肉と玉ねぎと、豆(ひよこ豆か?)と、青みのインゲン豆。
一口食べる。スパイスの香りが立ち、玉ねぎのサクサク感がある。このカレー、家庭で食べるものとも、高速のPAで食べるものとも、そば屋で食べるものとも、全然違う味。
一口に言って、本格的な味。「カリー」と言ったところか。
比較するのは適当でないかもしれないが、新宿の中村屋の味に近い感じもする。
全部食べると、お腹いっぱい。そして、スパイスのせいか体がポカポカしてきた。冬の寒い日には心地よい一杯だった。
◇ ◇
以上、二軒ほど、東京に行ったときの参考にしていただければと思います。
はて、本題は、交通関係のセミナーだったっけ。報告は後ほど。
December 26, 2004
又仙台に行ってきました。2
かいです。
仙台行きの続き。
講習会は、4時過ぎに終了。
光のページェントの点灯にはまだ早いので、AERの展望室に昇り、仙台の街を眺める。
そして、2階デッキには交番。とても分かりやすい場所。先回の新潟駅前広場のWSでも、分かりやすい位置に交番が欲しいと意見があったが、仙台駅では、すでに実現されている。
時間つぶしに、駅ナカの居酒屋に入る。
メニューは、福島の馬刺しや青森のイカとか東北各地の名産が並ぶ。さすが東北の中心。しかし、仙台ということで、やはり牛タンをいただく。(もちろん生も)
ただ、雰囲気やメニューといった居酒屋のレベルなら新潟も負けていない。新潟でも旨い魚で一杯やりたい。
一杯飲んで、駅を出ると、外は真っ暗。ペデストリアンデッキから青葉通を望む。そして、夕暮れの仙台の街を歩き始める。
そして、腹ごしらえ。少し早い夕食は、かつて「続・仙台のおいしい話」で紹介した、ハンバーグ支倉で。
今回は、Bigハンバーグ定食(300g・1300円)を。
尚、私がいつも食べるダブルハンバーグ定食は1600円、普通のハンバーグ定食は980円である。
ここの定食は、ハンバーグ、付け合せのジャガイモ、インゲン、スパゲティ、にサラダ、味噌汁そして飯である。
ハンバーグの味については、先回紹介したので省略するが、(ふわふわしてとても美味しい。)サラダや味噌汁もとても美味しい。
サラダは、レタスとトマトにドレッシングをかけただけのものだが、酸味がきつすぎず、やさしい味。コーンの味もする。(ドレッシングにクリームコーンでも入っているのか?)
味噌汁も、本格的にだしがとってあり、とても美味しい。具のワカメも歯ごたえがあり、グー。
細部まで手を抜かない所が、とてもうれしい。
ただ、飯の盛りが少ないのは難点。(お替りは100円)
そして、接客をしている奥さん?の気配りも有難い。細かいところにまで手が行き届き、居心地の良い雰囲気。
更に、私が、デミグラスソースをシャツにつけてしまったら、間髪いれず、タオルに洗剤とお湯をしみこませて、これで拭けば落ちるよと渡してくれた。
味と気配りが満点のお店である。アーッ美味かった。
再びまち歩き開始。五橋通から、定禅寺通へ向けて、サンモール一番町の商店街のアーケードを進む。
ここは、餃子の美味しい「八仙」というお店のある小路。(この店のエピソードも、名前は出さなかったが続仙台のおいしい話に)
中々渋い感じの小路。かつて、話題になったしょっぺ系の感じ。
確か、この商店街では、更にディープな小路を発見したのだが、記憶が飛んでしまった。
そして、青葉通を渡る。青葉通にもイルミネーションが...。
更に商店街を進む。それにしても、人が多い。
そして、ついに定禅寺通に...。
9月のジャズフェス以来の定禅寺通。9月には、ケヤキに青々とした葉っぱがついていたが、葉を落としたケヤキに灯りが灯る。街の姿は一変。
新潟のけやき通のページェントも美しいが、仙台のものは、スケールが全然違う。
凄い...。
とにかく、定禅寺通を勾当台公園方向に進む。
そして、ジャズフェスの際舞台となった、勾当台公園にもイルミネーションが...。
私が、かつて聞いたまちづくりの成功例として、北海道の帯広の「北の屋台」というのがある。屋台は、九州とか暖かい地方のものだと思われていたが、実は、北国の方が楽しめるという話である。
これからは、寒い地域こそ、夜に街に出て、楽しむ仕掛けが欲しい。
そういえば、この辺、かつて、仙台ネタで盛り上がったとき、情報通の「たかさわさん」より存在を知り、そして、地域サロンin山形で知り合った「えんさん」より場所を聞いた、とてもおいしいと評判の焼肉屋「ぽっこ」のある辺り。
「えんさん」の情報によるとNHKの裏とか...。
早速、NHKを探す。
さすがエビ様、いや皆様のNHKだけに、NHKはすぐに見つかる。しかし、「ぽっこ」はなかなか見つからない。
探す事30分。あきらめて帰ろうとしたその先に、赤提灯が...。
ついに「ぽっこ」発見である。こじんまりとした感じの店。いかにも大衆向けといったたたずまい。入りたいけど、少々怖い...。
ということで、今度、皆で仙台焼肉ツアーでも行きたいですね。たかさわさん。
ぽっこも見つけ、収穫の多かったまちあるきもそろそろお開き。駐車場へと向かう。
それにしても、仙台の駐車場は、サービスがいい。
ビジネス料金とか、サービスがいっぱい。私が止めたAERの駐車場料金は仙台では高いほう(30分190円)なのだが、長時間止めても平日は、1500円が上限。
て、いうより、新潟の駐車場料金が高すぎるのかもしれない。30分210円って...。東京でもこれより安いところがある。
仙台は地下鉄とがが発達していて、車と公共交通の競争があるのかもしれない。
そして、車に乗り、家路へと急ぐ。
車窓からは、電波塔のライトアップされた姿が見える。
商店街を歩いたときにも感じたが、仙台中がイルミネーションで包まれたよう。
街の一つの地域でイベントを行うと、他の地域も皆一緒になって街全体を盛り上げようとする仙台市民の気概を感じた。
そして、仙台市内でも、風花が舞う。峠は雪だろうか...。
◇ ◇
車は、仙台市内を抜け、286号線で山形へ向かう。
仙台南ICを過ぎると、雪もだんだん本格的に降ってくる。宮城川崎IC辺りは、道路にも雪がある。そして、宮城川崎ICから山形道に入る。行きと違い、雪道の笹谷峠。
高速は新雪で真っ白。FRの車は上り坂でアクセルを吹かせず、スピードダウン。
吹雪いてきて気温はマイナス4℃。とても恐い。
ようやく笹谷峠を越え、山形県に入る。山形市内に入るにつれ、道足が良くなり、山形蔵王ICを降りる頃には路面に雪が無くなる。緊張感から開放され、夜の13号を走る。
道は濡れている感じだが、電光掲示板は路面凍結の文字。それにつられて、車の流れは遅くなる。
やがて、南陽市から113号線に入る。路面にも再び雪が...。
飯豊町の辺りから、本格的な雪道となる。前の車が退避し、先頭を走る事となる。
やがて、宇津峠にさしかかる。しかし、なかなかトンネルに近づかない。だんだん雪も激しくなり、退避している車もある。大丈夫なのだろうか?
そしてトンネル。トンネルの中は、暖かくほっとする。しかし、トンネルを抜けると猛吹雪。視界がきかない。遠くに見える街灯の灯りが頼り。除雪してあるが、吹き溜まりの後もある。道は圧雪でガタガタ。
徐々にスピードが落ち、車が何台か連なる。
しかし、とにかく、帰るしかない。
30分か1時間か、とても長く感じられた時間が経ち、小国の街に入る。集落が見えてホッとする。そして、新潟県境へと向かう。
新潟県に入ると、道足が良くなってくる。そして、下関の辺りからは、路面に雪が無くなる。
やっと、雪道から開放される。
坂町に近づくにつれ、暖かくなる。7号線に入り新潟、そして、三条を目指す。
新潟バイパスの辺りは路面も乾いている。日本列島の天気はこんなにも違うのか。
ともあれ、無事に三条に到着。長い一日が終わる。
December 14, 2004
東京ぷちあるき~私の好きな神田とか
かいです。
今日は、11日の東京でのあしあとについて。
(せっかく高え交通費をかけて東京行ったっけ、記事こといっぱい書かんばねー)。
当日は高速バスを利用。
長岡から先は震災の跡。段差が激しくバスが揺れる。小千谷ICの辺りに来ると、倒壊した家の姿。後片付けは済んでいない。学校のグランドには仮設住宅。いつもテレビで見慣れた光景も生で見ると、なんとも言えない。
一車線が規制され、あちこちに重機の姿、復旧は、急ピッチで進められている。
小出を抜けると、地震の影響は少ない。湯沢を過ぎ関東へ。
関東は、新潟と違い、晴天。この時期に、関東へ行くと生き返った気になる。
練馬で関越を降り都内に、都内は結構混んでいる。それでも、予定時刻の11時半前に池袋に到着。
池袋は、あまり降りたことが無いので、少々戸惑う。案内板を頼りに、丸の内線に。御茶ノ水に向かう。
丸の内線は、地下鉄といいながら、結構、地上部を走る。山の手と下町の境界線か?
今回は立ち寄らなかったが、その沿線の中に茗荷谷という街がある。この街は、私が放送大学のスクーリングで通った街。付近に大学があり、結構雰囲気のいい街で、下町っぽい雰囲気がある。駅の近くにかつて関東大震災の復興で建てられた同潤会のアパートがあったりした(今は取り壊されたか)。
ともあれ、御茶ノ水の駅に着く。地下鉄の駅は、神田川の反対側。御茶ノ水橋を渡り対岸に。橋から、聖橋が見える。
JRの御茶ノ水の駅前から、明大通りへ。神保町方向へ向かう。
坂を下ると、ビルになった明大キャンパス。そして山の上ホテルの看板。
この辺、かつて私が、宅建の合格者講習で何日か滞在した所。大枚をはたいて山の上ホテルにも泊まった。
ここは、てんぷらが有名(高いが...)。文人が愛したホテル。
坂を下り切ると、靖国通りに。神保町へ向かう。
神保町の交差点の近くで小路に入る。
小路の中にある「天ぷらいもや」で昼食。(一年半ぶり)
ここの天ぷら定食は、(えび、きす、いか、かぼちゃ、春菊?にめし、しじみ汁)でなんと600円。ワンランク上のえび定食(えび4本、春菊?)で800円。山の上ホテルの天ぷら定食なら1万円は覚悟せねばならないが、天と地の差。(どちらがいいとは一概に言えないが...。)
土曜日の12時前のせいか、すんなり座れる。しかし、この店は、いつも行列のできる店。(回転は速いが)
天ぷらが揚がるのを待っているうちに、店は満員に。少々肩身が狭くなったところで、天ぷらが揚がる。
やはり揚げたての天ぷらは美味い。飯が進む。この店、お替りOKなので飯をもう一杯いただく。てんこもりの飯に少々戸惑うが、全部頂く。いつもは、穴子とか椎茸を追加するのだが、今日は置いていないので、飯が多すぎたか。
あと、しじみ汁の味もいつもと違った。いつもは美味しいしじみ汁なのだが、今日のは出汁のとり方が上手くない感じ。味噌をお湯で溶いたような感じの味。
少々、不満が残ったが、お腹は満腹になる。
食後の運動を兼ねて、まち歩き復活。靖国通りを九段の方向へと歩き始める。
ここが、神保町の交差点。なぜか、私はこの場所が好き。
靖国通りを更に進むと、古本屋街に。日本を代表する様々な企業、団体の中枢機能がある一方で、下町の風情が残る神田神保町界隈。私の好きな街である。
九段に入ると大きな鳥居。靖国神社。
靖国神社を横目で見ながら、坂を上がると、北の丸公園に。ここは、紅葉の盛りみたい。
ともあれ、伊藤守講演会の会場の三番町に到着。
◇ ◇
帰りは、半蔵門線で、数年ぶりに渋谷へ寄り道。センター街をふらつく。
そして、宇田川町の辺りへと。パルコの辺りをふらつく。
この辺り、TokyoFMのサテライトスタジオがあって、昔は東京に来たときに必ず寄った場所。
何がどう変わったのか分からないほど、変化の激しい街。しかし、変わらないのは、凄まじい人の流れ。
それにしても、渋谷って、どうしてこんなに人が多いのだろう。渋谷駅のスクランブルは、完全に歩行者優先。
帰りのバスが待っている池袋へ。
池袋って、東口に西武、西口に東武。戸惑うが分かりやすい。
デパ地下で、買出しをし、バスターミナルに。でも、池袋って意外に分かりやすいかも...。
JRに明治通りが平行し、駅前に大きな百貨店(西武)がある。典型的なターミナル駅。新潟駅にも少々似ている感じ。
やがて、帰りのバスが、到着。デパ地下で買ったビールとつまみをほおばりながら、帰宅の途に着く。
November 05, 2004
信州・高山小旅行~うまいもの編
かいです。
今日は、大分遅くなりましたが、今回の旅のグルメ情報。
高山の名物といったら、まずは、赤カブとか朴葉味噌とか有名だが、最近脚光を浴びているのは、やはり「飛騨牛」。
しかし、結構高そう。ステーキで3000円位から...。財布の厳しい私にとっては手が届かないなと思っていた所に、「飛騨牛串焼き」の看板があちこちに...。さすが本場だと思いました。早速、近くの屋台で売っていたのででいただく。相場は一本300円位。しかし今回は、お得なセットメニューで、串焼き2本とビー○付で1000円。んー高いか安いか...。
肉を口に含む。飛騨牛は、他の銘柄牛に比べ、肉の香りが強い感じ。しかし、結構サシが入っている感じもある。結構美味い。更に昼からのビールは美味い。あっと言う間に食べ尽くす。とりあえず飛騨高山の名物を一つ制覇。
そうこうしているちに、昼食。何を食べようかと思っているところにラーメンの看板。「中華そば鍛冶橋」。ガイドには、高山はそばに近い味のラーメンが有名とある。今更ラーメンなんて思いつつ通り過ぎようとしたが、やはり、空きっ腹には勝てない。
早速、ラーメンを注文。
私は、どちらかというと、味噌とかこってり系の味が好きで、あまり醤油味のラーメンを頼まないのだが、このラーメンは、あっさり系ではあるが結構いける味。かつお節(いや、さばかあじ節か?)、の香りが強く日本そばのつゆに近い味。
麺は細めで、舌に絡みつく感じである。
野菜の旨みが出ていて、クセになり、とうとうスープを飲み干してしまった。
ラーメンを食べたせいか、結構暑い。そんな中、高山駅の売店でアイスクリーム発見。パッケージを見ると「牧成舎」の文字。地元のメーカーらしい。
早速口にする。味は、甘さ控えめで、さっぱりした感じ。乳脂肪も少なめでヘルシーな感じ。ラーメンを食べた後には、ぴったりでした。
◇ ◇
帰り道は、41号、北陸道と進み、富山県の朝日ICから8号線へ...。
今回は、立ち寄らなかったが、富山と新潟との県境は、「たら汁」が有名。そこで、一軒、お勧めの店を紹介します。
その名は、「栄食堂」です。
そこのたら汁は、数年前、一回食べた記憶があります。たしか、たらが一匹分入ったたら汁が、鍋ごと出てくる。値段は、千円でおつりが来たと思います。味は白味噌で少し甘い感じがします。
数年前に一回食べただけなので、記憶は定かではありませんが、今度機会があったら、食べてレポートします。
国道8号線の富山と新潟の県境の富山寄り。店の脇に北陸線が通っています。
8号線沿いの食堂でもう一軒お勧めを。それは、新潟県の名立町の「徳一」です。
この店は、ラーメン、そばから定食まで何でもある店。ここで飯を食べ、飲んで仮眠するドライバーも多いので、おつまみも充実。
私のお勧めは、ここの天ぷら定食(1050円)。決して安いとはいいませんが、ボリュームは満点です。
尚、安い天ぷら定食といえば、東京の神田神保町に680円で、本格的な天ぷら定食が食べられるお店があります。
話を戻して。
定食の中身は、天ぷら、飯、味噌汁、小鉢、香の物。天ぷらは、えび、ぎす、いか3つ、なす3つ、かぼちゃ、玉ねぎ、ピーマンと結構なボリューム。
天ぷらの揚げ方も、定食屋としては、うまく、本格的です。しかし、今回は、味噌汁の味噌を漉していないのと、天つゆの味が薄かったのは、残念でした。お勧めの店だけに残念。
尚、この店、平日は、24時間営業です。土曜の昼過ぎから、日曜は休み。
8号線沿いの海てらす名立のすぐそば。近くにセブンイレブンがあります。海側には大型車が止められる駐車すぺースがあります。
以上の二店は、沿線を走るトラック運転手達の御用達のお店。私がかつて、トラック運転手をしていたときに、長距離を走っていた先輩に教えてもらった店でした。
入りにくいかもしれませんが、お勧めです。
September 26, 2004
村上行き~屏風まつりとか
かいです。
お待たせしました。今日は、村上への視察及び屏風まつりについての報告です。
ここしばらくは忙しく、記事を書くのが遅くなりました。(言い訳)
実は、このまつり、私が所属する、ある有資格者の集まりで、25日にバスツアーを組んで行き、観光カリスマに選ばれた吉川真嗣氏のお話を聴いたりする予定でした。しかし、その日は、新潟の新交通のワークショップのデビューの日。色々考えた末、村上へはいつでも行けると思い、時間の空いた24日に行くことにしました。
今、村上は、まちづくり活動で注目されているところ。商人有志が、色々なまつりを行ったり、また、岩船地域では、「都岐沙羅(つきさら)の元気づくり」という新しいまちづくりへの取り組みが行われています。
今まで、正直言って村上は、素通りしていましたが、まちづくりを考える上でぜひ見ておきたいと思い、村上へ足を運ぶことにしました。
◇ ◇
今回の旅は、JRで。新潟から村上へは「きらきらうえつ」というジョイフルトレインを利用しました。(公共交通を利用って事で)
切符は、「えちごワンデーパス」を利用。この切符、村上から、長岡までの範囲を一日中乗り放題と言う切符。
値段は1500円で、東三条から村上までの片道1450円と比較すると大変お徳な切符といえる。「きらきらうえつ」の指定券510円を加算しても2000円あまり。高騰するガソリンのことを考えると車より有利なのかもしれない。
列車は、いざ村上へ。久々の羽越線の旅。沿線は、稲刈りの真っ最中。車と違う景色に酔いしれる。
運転しないってラク。酒も飲めるし。
◇ ◇
そんなこんなで村上に到着。
観光案内所に寄り、昼食場所探し兼、まち歩き開始。
早速、町名の看板にユニークなもの発見。「肴町」「鍛冶町」って、古くからの伝統のある地名らしい。
そんなこんなで、街の中心部にて昼食。昼食箇所は、事前にインターネットで検索し、絞り込んだお店の中から選ぶ。(村上市内のお店は結構HPを出している所が多く、とても参考になった)
ということで、今回は、魚料理と村上牛をそこそこの値段で食べられそうな「千波里(ちどり)」というお店で頂くくこととした。
私が、今回頂いたのは、塩引き定食(1575円)と単品で村上牛と玉ねぎの焼肉(1575円)。
塩引き定食には、塩引き鮭の焼き物の他にはらこ(いくら)、くるみ和え、のっぺに香の物がつく。小鉢が三品つくのがうれしい。
塩引き鮭は、スーパーとかで売っている鮭の切り身を焼いたのとは全然味が違う。少ししょっぱいが、熟成された味。ご飯にもお酒にも良くあう。
村上牛は少々高め、ステーキには手が届かず、焼肉に。でも、この味、日本酒に良くあう。ウー、〆張鶴.が進むっ。
村上での本格的な鮭料理は、10~12月だとか。今度は、本格的な鮭のフルコースを食べたい。(結構、いい料亭とかある。)
◇ ◇
昼から日本酒というのは、若干キツイ。少し休み、そして街を歩き、屏風を見学に回る。
何件か回ると、結構風情のある建物発見する。「味匠 喜っ川」。村上のまちおこしのリーダー、吉川真嗣氏の営んでいる鮭のお店である。
中に入れてもらうとそこは、別世界。この街で受け継がれている日々の営みである、鮭が干されている姿と、「ハレ」の日に飾る屏風とが、うまく町屋にマッチして、とても印象的だった。
村上の街の人々が、日々歴史を重ね、営んできた町屋を、訪れる人達に共有する宝物として公開してくれる姿に感銘を受けるとともに、お茶等のもてなしに有難さを感じた。
更に歩くと、旅館を改造したお店を発見。よく見ると「都岐沙羅体験観光ネットワーク」とあった。中を覗くとそこは、岩船地域で作られた手作りの産品でいっぱい。食事も出来、なかなか感じの良いお店。奥には、やはり屏風。昔からの営みを感じさせられる空間。古い建物を新しいまちづくりの拠点としてその場所で再利用している姿に感心させられた。
村上のまちづくり。古くからの町屋と、それ以降の営みを持つ建物が共存する街。これからも、人々の思いが更ににじみ出て、そこで営む人と、訪れる人に喜びをもたらすまちとなって欲しいと思います。
これからも、ウオッチします。
より以前の記事一覧
- 続・仙台のおいしい話 2004.09.14
- 仙台のおいしい話 2004.09.13
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