December 13, 2004

コミュニケーションラボラトリー~伊藤守講演会

かいです。

今日は、11日の土曜日に行われた、伊藤守氏の講演会「コミュニケーションラボラトリー」についての報告。
伊藤守氏は、コーチングやコミュニケーションに関する研修事業を行っており、それらに関する書籍も、多数出されている方である。

私が、伊藤氏を知ったのは、まちづくり学校のおおのさんのブログがきっかけ。
男の子と女の子の二人のキャッチボールのアニメーションから、コミュニケーションに自信を無くし、悩んでた自分に勇気を与えてくれ、又、知らず知らずの間にコミュニケーションで他人を傷つけていた自分に反省させられ、コミュニケーションって何って何回も考えさせられた。

街って、まちづくりって、人と人がぶつかり合う事。それを繋げるのがコミュニケーション。私が、まちづくり活動に携わるようになって感じさせられた、コミュニケーションの大切さ。
私は、かつての様々な体験から、コミュニケーションに自信を無くし、コミュニケーションを避けていた。しかし、まちづくりにのめり込む様になって、コミュニケーションで何かを掴みたいとも思うようになった。そんな中、伊藤氏の発するメッセージは、私にとっての宝物となっていった。
そして、今回の講演会の話。私は、ぜひ、この目、この耳で、伊藤氏のメッセージを掴んでみようと、参加を決めた。(本当は東京に行きたかった)。

以下、伊藤守氏の講演会より。

          ◇                  ◇

会場は、千代田区のCoach21/ホール。会場は満員。聴衆は100人程か。
コミュニケーションラボラトリーのラボラトリーの語源「ラボラティ.」とは、実験室という意味があるそうである。’92年に始めたこの講演会、しばらくは行っていなかったが、約一年ぶりの開催だそうだ。
伊藤氏の話はとても面白く、会場は常に大爆笑。(笑点?)我々人間の本質を突いてくる問いかけに、常にうなずく。
コミュニケーションの基本は挨拶。そして、そんな英語の挨拶の基本である、「Hello」の発明者が発明王エジソンだという話に「へぇー」と(トリビア?)。思わず机を叩きたくなる。

楽しい雰囲気での講演会だった。
そんな中感じたことは、人は人と言葉を交わすこと、交わる事で生かされ、又、傷つく存在だという事である。
言葉を交わすこと、交わる事は、時には生命を脅かす事もあるほどの危険なもの。だからこそ、人は、他と交わる事に、恐怖すら感じるのだという。しかし、人は、言葉を交わし、交わる事で、集団として行動するからこそ、万物の霊長となりうる事ができるのである。
そんな中で我々が必要なのは、他を受け入れながら、自分を守るという事である。伊藤氏は「パラダイムシフト」という言葉を使っておっしゃっていたが、自分と他人の違いを認識しつつ、共有するものを求めていくということである。

          ◇                  ◇

うまくまとまったか?うーん

ところで、この講演の内容、伊藤氏のブログにも掲載されている。そこには、何とかいの姿が...。

興味のある方は以下URLへ  
                 ↓  ↓
http://www.itoh.com/archives/2004/12/index.html#a000036

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October 08, 2004

相手の目、自分の目

かいです。

二日ぶりの更新です。

最近、ブログをやってて感じること。それは、見る人が、このブログを見て、楽しいのかな?つまらないのかな?どうなんだろうかって言う事。
あと、私の書いたことが、伝わっているだろうか?それとも、読む人にとって分かりづらいのだろうか?と言う事。

このブログ、一応まちづくりをメインテーマにしているが、結構、別の話題を書く事もある。URLを教えた人も、様々な立場の人達。
誰に、どんな目的で、何を伝えたいのかがぼやけている感じ。アーッ反省させられる。
自分のことばかりを書いても、相手はつまらないだろうし、とかいって、相手に迎合しても自分の思いが伝わらない。
この辺の塩梅が難しい。これも一種のコミュニケーション。

でも、しばらくはこのスタイルで行こうと思う。とにかく、自分の伝えたいものを言葉として...。


また、台風が来るらしい。今度のやつはデカイぞ!くれぐれも気をつけて。

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September 19, 2004

コミュニケーションって

かいです。

今日から、娑婆(シャバ)では、三連休。
かいは、お盆以来、ずっと土曜日に予定が入り家を空けていたが、今日は、久しぶりに家でくつろぐ。今日は、少し考える時間があったので、今日は、少し重めのテーマを取り上げたいと思う。

私が、まちづくりというものに、直接携わりたいと思ったのは、今から約10年前、そして、今のようにまちづくりとかの色々な会に顔を出し始めたのは約3年前。それ以来、つくづく考えさせられるのが、コミュニケーションの事。まちづくりに携われば携わるほど、コミュニケーションを、重要な事として感じさせられる。

しかし、私は、正直言ってコミュニケーションが、大の苦手。人前で話したり、よほど親しい人でない限り、会話するは苦手だ。Iモードの性格診断とかをやると、「あなたのコミュニケーション能力は、他人に不快感を与えるレベル」と診断される。私もそれを何とかしようと努力するが、傷ついたりして、又、それを、避けようと、逃げ回ったりしたこととかあった。

まちづくりの会とかに出て、自分のコミュニケーション能力の無さを痛感させられた日々。他人は、楽しく会話したり、自分の意見を堂々と発表しているのに自分はそれができない。悔しさと、自分の無力さを痛感させられる日々。そんな中で、色々考えた。本も色々読んだ。そして他人のコミュニケーションも観察した。そして、機会のあるときには、プレゼンもやったりした。

そんなことを繰り返していくいちに、コミュニケーションについて、少しはできるようになったのかもしれない。
確かに、最近では、自己紹介をせよ、と言われても、あまり苦にならなくなったり(けど、緊張する)、発言の機会を与えられると発言する事に快感を覚えたりする。(実は、かいは、大のカラオケ好き。意外とそういうの好きなのかもしれない)。最近では、話がうまい人とも言われるようになった。
しかし、本当に、自分の言いたい事を他人に伝えられているのだろうか?他人の言いたい事をちゃんと聴いているのだろうか?

まちづくりの現場では、大勢の人達が携わり、そこで様々な意見が出される。それをまとめ上げ、ひとつのかたちにしていくのには、ものすごいコミュニケーション力が要求される。
まちづくりの面白さに惹かれ、首だけでなく体全体を突っ込みたいと思っている今、コミュニケーション力をどう高めていけばいいのか考えさせられる日々である。

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